「ちばらぎ」という大胆なネーミングのお菓子

先日、佐原の大祭に行ってきたわけですが、正直なところ、有名なお祭りでもない限り、佐原とか潮来とかには用事はありません。
鹿島アントラーズが鹿島にいなければ鹿島にも行くこともないわけで、自分的には水郷地区は未開の地でした。

水郷地区は東京からの鉄道事情がよくない

鹿島神宮や鹿島アントラーズという集客能力の高い観光施設を抱えていながら、成田線の成田〜銚子間は、以前は特急電車が走っていましたが2015年に廃止。
佐原の大祭、あやめ祭りなどのお祭りがあるときに臨時特急が運行されるだけです。
各駅停車も、原則1時間に一本という少なさです。
千葉、東京方面からの鉄道でのアクセスは、あまりよくありません。
総武本線の佐倉は、成田空港の開業に伴い空港関係者がたくさん住むようになりましたが、同じような立地である佐原方面はそうではないようです。

水路が発達しているから鉄道なんていらないのだ!

データで見ると辺鄙であることを隠しようがない水郷地区ですが、それは東京から見た話。
水郷地区といえば、水路を使った船による交通機関が発達しています。
佐原は利根川や霞ヶ浦などの水路により茨城県側とのつながりが強くなっています。
鉄道により千葉や東京とのつながりを強くする必要はあまりないのかもしれません。

佐原の街中の和菓子屋さんに衝撃的なものを発見

帰りの特急電車で食べるお弁当を買おうと街中をウロウロ。
赤飯が美味しそうだったので偶然立ち寄った和菓子屋大和屋さん。
赤飯購入時に、お店の人に勧められたお菓子が衝撃的なネーミングでした。


Wikipediaによれば、茨城は正式には「いばらき」なため、「ちばらぎ」は間違いとのことですが、まあ、一般的には「ちばらぎ」ですよね。
自分の母親は茨城県の牛久出身で親戚が千葉県の我孫子市にいたりして、家庭内ではよく使っていました。
なので、自分は「ちばらぎ」は我孫子や取手周辺のことでした。
まさか佐原でこの単語に出会うとは思っていませんでした。
確かに、佐原も千葉県と茨城県の県境にあるわけで「ちばらぎ」ですね。
水路を通じて茨城県側と結びつきが強いわけで、まさしく「ちばらぎ」です。
佐原は「ちばらぎ」だけど、鹿島はJリーグサポーターの間では独立国として認められているので「ちばらぎ」ではないですね。
潮来はどうなんでしょうか。潮来は、

「ちばらぎ」

「ちばらぎ」って、決していい意味で使われていないような気がするんですけど、そういったことを逆手に取り逆転の発想です。
いや、地元の人たちから見れば、茨城県との結びつきを考えると、千葉県じゃなくて「ちばらぎ」こそが正しいのかもしれません。

肝心のお菓子はどんな感じ?

で、肝心のお菓子を食べて見ます。
包装が結構凝っていて豪華です。


自分は菓子については詳しくないので、味が「ちばらぎ」にふさわしいかどうかわからないですが、なかなか美味しい味でした。

お店の人によると、インターネットで検索してわざわざ購入しに来る人もいるのだとか。
その期待を裏切らない包装と味です。

ぜひ、観光やサッカー観戦のついでに大和屋さんによってみてはいかがでしょうか。

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