DAZNが日本のテレビの視聴方法を変える!(かも)

DAZNが日本のテレビの視聴方法を変えるか?

今年からサッカーJリーグの試合中継が、インターネットによる中継に変更になります。
従来はスカパーによりJリーグは全試合生中継されていたのですが、今年からそれがDAZNというインターネットによる中継に変わるのです。
従来から、J1、J2の全試合が自宅で観戦できるのは素晴らしいことではありましたが。
しかし、放送を見るための設備、専用のチューナーやアンテナを設置する必要があり、必ずしも万人向けではなかったと思います。

DAZNはインターネットとパソコンがあれば簡単に見られる

今年からは、インターネットとパソコンがあれば、誰でも簡単にJリーグ中継を見られるようになりました。
最近の若者には、金銭的に動画を気軽に転送できるインターネット環境も結構負担が大きいという話もあると思いますが、スマホでも見ることができます。
最近はインターネット付きの賃貸住宅も増えてきていますから、スカパーのチューナーやアンテナを揃えるよりは簡単なんじゃないでしょうか。

IT難民の高齢者にはちょっと辛いかも

逆に高齢者だけの世帯には、未だインターネットがないところも多く、また戸建も多いことから、改めてインターネットを敷設するのは大変かもしれません。
それはそれでDAZNのパートナーとなったNTTが、簡単にインターネットを引けるサービスを始めてくれるでしょう。

DAZNを見るにはパソコンよりAmazonのFireTVが便利

さて、Jリーグ中継がDAZNになると決まった当初は、サッカーなどのスポーツはパソコンなんかで見たくない!という話がありましたが、今では、DAZNはAmazonのFireTVで見ることができるということがわかり、FireTVを購入する人が増えました。
Stickタイプであれば値段も5,000円と、スカパーのチューナー+パラボラアンテナよりはるかに安く手頃です。
画質が今の所スカパーほどではないのでがっかりな人が多いようですが、きっとこれからどんどん画質が良くなることでしょう。

AmazonFireStickの本来の使い方はビデオの視聴

さて、そのFireTVですが、本来はAmazonビデオを見るためのものです。
amzonビデオとは、Amazonが始めたオンデマンドビデオ視聴サービスです。
Amazonプライムという有料会員ですと、多くのビデオが無料で見ることができます。
年額でわずか3,600円のAmazonプライム会員ですと、多くのビデオを無料で見られるとともに、Amazonで販売している多くの商品の送料が無料になったり、納期が早くなったりするなどメリットが多い制度です。
FireTVは、アプリを導入すればAmazonビデオ以外にも、NetFlixやHuluなどの、メジャーなインターネットによるオンデマンドビデオ配信会社も(有料の会員登録が必要ですが)利用することができます。

オンデマンド配信の衝撃

これらインターネットビデオ配信は、基本はオンデマンドでビデオを見ることになります。
オンデマンドの良いところは、自分の好きな時間に好きなタイミングで、映画やドラマなどを最初から見ることができるということです。

今までの「放送」では視聴者は受け身で楽しさも受け身

従来のような放送局からの放送ですと、テレビ番組表を確認し見たい番組の時間になったらテレビの前で前っているか、タイマー録画をしなければなりませんでした。
放送ではないレンタルビデオでも、お店に行って番組を選ぶという、どうしても受け身な行為が発生します。
しかも自分の見たいドラマや映画を放送する可能性はそれほど高くないので、予約録画のし忘れも含め、見たい番組を見逃すことが多かったと思います。
見られたとしても、番組の途中からになってしまうことも多いです。
逆に、全く興味がなかった番組を偶然見て、新たな世界を発見できるという可能性もあることはあるのですが、これは、どちらかというと、放送する側の期待であって、視聴者はやはり見たいものを見たいです。

オンデマンドの視聴者は主体的だから100%感情移入できる

オンデマンドは、視聴者が決定権を握っています。
見る見ない、いつ見る、全て見る側が握っているのです。
番組表を確認する必要もないし、予約録画のためにチューナーを操作する必要もありません。
見たい番組があるかどうか不安になりながらレンタルビデオ店に行く必要もありません。
オンデマンドビデオを見ていると感じるのは「あれ?この映画の始まりって、こんな内容だったんだ!」ということが多いといことです。
テレビドラマも映画も、ストーリー進行は「起承転結」になっていますから、本当は最初を見ないとどうしようもないはずなんですが、今はテレビで途中から見ることを考慮した内容となってはいます。
それでもやっぱり最初からみられたら、途中から見る以上により番組に感情移入ができると思います。
番組視聴が主体的であるということは、今まで以上に感情移入ができるということなんです。

家庭でのオンデマンドビデオはインターネットだからこそ

オンデマンドビデオは、視聴者一人一人の要求に基づき、それぞれに合わせたタイミングでそれぞれの番組を配信するので、今までの放送で使っている「電波」ではなし得ない方法です。
安価で常時接続なうえ高速に(見かけ上)一人一人と専用線のようにつなげることができるという、インターネット回線だからこそできるる技です。
今まではパソコンやスマホ、タブレットでしか見ることができなかったので、気軽に楽しむというわけにはいかなかったと思います。
そこにAmazonのFireTVが登場したことにより、気軽にテレビでオンデマンドを楽しむことができるようになりました。

Jリーグ中継のDAZNへの移行で多くの人がオンデマンドビデオを見られる環境を揃えられる

そして、今回Jリーグの全試合が中継されることになり、今までオンデマンドビデオに馴染みがなかった人も、オンデマンドビデオに簡単に触れることができるようになったのです。
こんな便利で楽しいインターネットによるオンデマンドビデオ、一度使い始めたらもう、戻りようがありません。
しかも、これに機械を合わせる可能ように、Amazonプライムビデオでは、様々な魅力的なコンテンツがどんどん増えてきています。
きっと、多くの人がオンデマンドビデオに流れ、従来の放送離れが進むに違いがありません。

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