ラジオの留守録システムその後(音質編)

さて、勢いで構築したStickPCを使ってradikoの録音システムですが、順調に稼働しています。
稼働してから数回PCをリスタートしましが、ここ2週間ほど何のメンテナンスもしていませんが、順調にファイルが溜まっています。

録音した番組の音質はどう?

radikoの音をそのまま録音するんですから、radikoの音そのままで録音できます。

AM放送

AM方法に関していえば、そりゃもう、明らかにラジオで聞いているより音質はいいです。
AMラジオは、最近巷に溢れているパソコンやウォシュレット、太陽電池パネルやLED電球などの雑音にとても弱いので、正直部屋の中で快適に聴くのは困難な状況ではないでしょうか。
radikoであればこれらの雑音の影響は皆無です。
音楽はステレオで聴くことが出ますし。
「らじるらじる」もradikoと変わりありません。

FM放送

FMラジオはもともと音質が良く、AMラジオと比べて雑音にも強いです。
radikoは音声を圧縮していますから、どうしても音のボリュームという点で、アナログであるFM放送より劣ってしまいます。
聴き比べた結果では、普通の状況ではやはりFMラジオの方が音質が良く感じます。
ただ、わずかだけどFMラジオにもノイズが乗ることはあるし、また、録音した後MP3やMP4に自前で圧縮する過程でノイズが乗ったりします。

radikoの方式についてちょとお勉強

radikoは48kbpsのHE-AACという方式を使っています。
HE-AAC(High-Efficiency Advanced Audio Coding)とは、AACによって音声を MPEG-4 Audio に圧縮し、圧縮によって失われる部分をSBR(Spectral Band Replication)で補完する方式です。
FMラジオは、基本はCDとほぼ同じ可聴周波数帯20Hz〜20kHzの音を扱うように作られていて、しかもアナログですから圧縮なしです。
きちんとした設備で聞いている限り、FMラジオの方が音がいいです。

きちんとした設備?

「きちんとした設備」とは、適切なアンテナがあることを指します。
でも、実はこれがなかなか難しいです。

地デジの導入でテレビアンテナが使えなくなった

今の賃貸マンションやアパートは、屋外にFMラジオのアンテナがついていることは稀です。
テレビがアナログ放送だった時は、テレビとFM放送の周波数が近かったので、FM放送を受信するためにはテレビのアンテナ端子に繋げればOKでした。
でも、地デジは周波数が全然違うので、今はテレビアンテナを使ってもFM放送を聞くことはできません。

ラジオについている棒アンテナや室内アンテナを使うしかないけど

多くの方は、ラジオについてるアンテナか、コンポなんかでは付属のワイヤーアンテナを部屋の中に吊るして聞いている方がほとんどでしょう。
これでは、外から来る放送電波は強く受信できず、部屋の中にあるPCとかLED電球の雑音ばかり拾ってしまうことになります。
また、たとえマンションの共聴設備にFMアンテナがあったとしても、マンション全体に安定して電波を届けるためには、電波を強くするアンプを使用せざるを得ず、このアンプが安物だと、部屋の中に設置したアンテナよりノイズを拾ってしまうことだってあります。

ラジオを快適に聴けない時代の救世主radiko


ラジオで受信した方が高音質といっても、現代は様々な問題があり、車以外では直接受信しても快適な音質にならないことが多いのです。
radikoは、音質はそれなりに、でも安定した結果が得られるということになるのです。
東京FMの技術部長が、radikoと直接FMラジオでFM放送を聞いた場合の違いについて説明しています。

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