あなたも飛行機やイベントで使われている無線を聞いてみよう

よく周りの人に尋ねられるのが「業務無線を聞いていて楽しいの?」です。

アマチュア無線をメインにやっている友人などは、業務無線の受信には目も向けず、いつも山の上に登っては交信局数を増やしては賞状をもらって楽しんでいます。

受信しているだけでは賞状はもえませんので、無線趣味という観点からはちょっと異質ですが、業務無線には、アマチュア無線とはことなる楽しみがあります。

そして、その楽しみは、どちらかというと無線を趣味としていない人たちに合うのではないかと思います。

業務無線にはどんなものがあるのか?

さて一言で業務先の受信といっても、どんな無線を受信するのでしょうか。

業務無線受信趣味で受信する無線通信は、主に以下のジャンルです。

  • 民間航空機の無線、航空管制及び会社内の運行に関する無線
  • 軍事用用無線 主に軍用機の訓練の無線
  • 船舶の無線 船舶の安全航行のために行われる無線
  • タクシーの無線 予約の配車やトラブル連絡のための無線
  • 警備の無線 施設に常駐している警備員や、イベントなどの警備の通信
  • イベントスタッフの無線 イベントなどでスタッフ同士が連絡を取るために行う通信
  • 消防団 消防団が火災現場やイベント整理、訓練などで使う無線
  • 町内会 町内会の夜回りやイベントなどで使う無線
  • スポーツ スポーツチーム内で様々な連絡や試合中の戦略に関する打ち合わせなどで使う無線

業務無線受信の楽しみ

どんな業務先を受信するのか分かりましたが、業務先を受診して何が楽しいのでしょうか。

関係ない当事者同士が行っている無線通信を聞くので、なんとなく覗き趣味のような感じもします。それでも欧米では、業務先の受信は趣味として扱われているんです。

業務先自身の楽しみはどんなところでしょうか。

自分の知らない世界を見られる

多分、私が業務無線の受信をしている最大がこれです。

自分の知らない世界を垣間見られるのです。

鉄道、航空、運輸など、移動する人たちの多くが無線を使って業務を行っています。

飛行機の無線はパイロットの声を直接聞けますし、電車の運転手の声やタクシーの運転手の声など、現場の人たちの生の声を聞けます。

パイロットになるのは大変ですが、鉄道の運転手やタクシーの運転手などは努力すればなれるでしょう。

しかしパイロットが鉄道の運転手になったりタクシーの運転手になったり、鉄道の運転手がパイロットを兼務するのは不可能です。

つまり、1人で多くの役割をするのは不可能なのです。

しかし業務無線を聞いていれば、様々な人たちの現場の生の声を聞けるので、まるで自分がそこにいるような気分になります。こういった楽しみが、業務無線の受信にはあります。

自分が「なった」気になれる

現場の生の声が聞けるわけですから、自分がパイロットや電車の運転手やタクシーの運転手になった気分になれるのが、業務温泉受信の醍醐味かもしれません。

特にパイロットになるためには、難しい知見や厳しいトレーニングをパスしなければなりませんから、誰でも簡単になれるわけではありません。そんな憧れの職業のパイロットに、無線を受信しただけでなっているような気分になるのはとてもいい気持ちです。

無線を受信してるだけでパイロットの気分になれるのは、気分転換に最高です。

様々な情報をいち早く知る

本当は、電波法的にはちょっと問題があるのかもしれませんが、交通機関等で発生した問題の情報を誰よりも早くキャッチできます。

鉄道で不具合が発生したとか、飛行機で天候の問題があって目的地には時間通りつかないとか、交通事故があってタクシーがなかなか現場に到着できないとか、様々な情報をキャッチできます。

ただ、情報のキャッチについては、最近はかつ交通機関がアプリなどで情報を素早く送る努力をしていますので、あまり意味がなくなってきています。

情報収集のために業務無線を聞くのは、あまりメリットがなくなっているのは昨今の状態です。

無線の受信には免許が必要ないので手軽に始められる

同じ無線の趣味でも、アマチュア無線は電波を出すために免許が必要になります。

アマチュア無線で電波を出すには免許が必要

まずは電波に関するさまざまな知識を必要とする無線従事者免許を取らなければいけません。無線従事者免許を取るだけではだめで、無線局免許を総務省からとらなければ、電波を出すことができません。

最近は無線従事者免許の取得は以前に比べると簡単になりましたが、それでも週末二日間かけて講習会に出なければならないので、普通の社会人にはなかなか難しいです。お金も20,000円ぐらいかかります。

それに比べると、受信するだけだったら、免許は必要ないのですぐにでも誰にでも簡単に始められます。

業務無線受信の趣味は受信機を買えばすぐに始められる

受信機を買ってくれば、すぐに業務無線の受信ができます。

受信機は安くても20,000円以上と、簡単に買える値段ではありませんが、いちど購入すれば長く使えるものなので、ぜひ購入してみると良いでしょう。

家で受信する場合は、アンテナがないとなかなか思うように受信することができませんので、空港や港、イベント会場にでっかえると簡単に受信できます。

ぜひあなたも、今度のボーナスで20,000円を調達して、受信機を買って業務無線を受信してみませんか?

特に飛行機で出張の多い方には、空港での待ち時間を楽しく過ごすことができるので、ぜひ購入をお勧めします。

どんな受信機がいいの

初めて購入する人の受信機はどれが良いのでしょうか。

受信機にも結構たくさんの種類があって、初めての人はとても悩むと思います。

飛行機や船舶の無線

あなたが飛行機の無線や船舶の無線だけを受信できれば良いと言うお考えであれば、20,000円から30,000円位のメーカー製の受信機を購入すると良いでしょう。中でもオススメは、ICOMのIC-R6です。この受信機は、特に飛行機の無線を趣味にしている人たちの多くが使用しているものです。販売開始から結構な年月が経っていますが、性能が良いので今も愛用してる人が多い機種です。

イベントの無線も聞きたい!

あなたが、いろいろな業務無線、例えばイベントなどのスタッフの無線だとか、イベントの警備員等の無線を聞きたいと言う場合は、最近は業務無線の多くがデジタル方式になっていて、20,000円前後の安価な受信機ではデジタル方式を受信できないので、80,000円位の出費は覚悟しなければなりません。

ICOMのIC-R30 はデジタル方式の無線も受信可能なので、イベントスタッフの無線を聞いてみたい人にはお勧めです。

もちろん飛行機の無線も聞くことができますので、これ1台持っていれば、今の日本で受信趣味では困らないでしょう。

 

絶対に受信できない無線がある

デジタル方式が主流になった現在の業務無線は、市販の受信機では絶対に受信できないジャンルがあります。

せっかく高いお金を出して買ったのに!と公開することのないように、注意をお願いします。

警察と消防

警察の無線と消防の無線、日本では受信できません。

無線受信趣味が社会的に認められている欧米では、警察や消防の無線がデジタル方式に変わっても受信できるようですが、日本の警察や消防無線は独自の規格で作られているので、どんな受信機を持ってきても受信できません。

携帯電話

携帯電話は無線を使った電話です。

携帯電話の通信は強固なセキュリティに守られているので、市販の受信機では、世界中どこに行っても受信できません。

昔、アナログ無線のときは簡単に受信できたのですが、デジタル方式に変わった現在は、全く受信できなくなりました。

一部の業務無線

最近は、業務先でも受信できないものが増えてきています。その代表例がIP無線です。

IP無線とは、ドコモやauソフトバンクなどの携帯電話の回線を利用して、トランシーバーと同じような通信を行うシステムです。

携帯電話の電波が通じるところであれば、どこでも無線通信ができます。

今まで電波が通じなかった地下街とか、ビルの地下と屋上とか、広い範囲でも通信ができるようになりました。

タクシーのように広い範囲を動く場合とか、空港のように広い場所とかでも安定して通信ができるようになりました。

タクシーなどは、乗車料金カードのカード決済のためのデータ通信にも使っています。タクシーは、どんどんIP無線に移行してきています。

先にも書いたように、今の受信機では携帯電話は受信できませんので、IP無線もまた受信できません。

IP無線を使っている空港のグランドスタッフや、高層ビルの警備員たちの無線は聞くことができないのです。この点は注意する必要があります。

まとめ

いろいろな制約がありますが、今現在も業務先の受信を結構楽しめますので、あなたの知らない世界を覗いてみませんか。

業務無線を受信は、さまざまなものの裏側を知ることができるようになり、あなたの見聞を広めることができるのは間違いありません。

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