ししゃもは「焼き」が一番美味しいと思った

居酒屋料理で一番好きなメニューはししゃも!

でも、関東でうられているししゃものほとんどは「カラフトししゃも」、外見や食感はししゃもに似ていますが、科学的には全く違う魚です。
カラフトししゃもに対して本当のししゃもは本ししゃもと呼ばれているようです。
本当のししゃもは、世界的にも北海道の太平洋側にしか回遊しない、大変貴重な魚です。
北海道以外でこの本ししゃもが居酒屋のメニューとしてある場合は、わざわざ「北海道産」とメニューに書かれていることが多いです。
この場合の価格は、通常のカラフトししゃもが一品400円程度で食べられるのに対し1,000円と倍以上の価格で提供されることが多いようです。

ししゃもの量が解禁になるのは10、11月

つまり、この時期に北海道の太平洋沿岸に行くと、新鮮なししゃもを食べることができる可能性があるわけです。
北海道では、新鮮なししゃもを使った寿司を食べることができると聞いていたのですが、10、11月に北海道旅行をする機会に恵まれませんでした。
ということで、11月に北海道に旅行する機会があったので、新鮮なししゃも食べて見ることにしました。

ししゃも漁のメッカむかわ町!

旅行の目的地は釧路だったのですが、ちょっと横道にそれてむかわ町にある「カネダイ大野商店」さんにお邪魔してきました。
ここは、北海道の太平洋沿岸でも特にししゃもに力を入れているむかわ町にあります。
何せむかわ町は、ししゃもを「町の魚」としているくらい、ししゃもに力を入れているのです。
そのなかでもカネダイ大野商店は、ししゃもの寿司が食べられる店として全国的にも有名です。
実は、私たちが訪れた時も、平日にもかかわらずフジテレビのテレビクルーが取材しておりました。

カネダイ大野商店に乗り込む!

そんなわけで、大いなる期待を込めてほうもんしたカネダイ大野商店。
店から少し離れたところにある駐車場に車を止めて、店に乗り込みます。
まず、訪問客を圧倒するのは、店の前にこれでもかと吊り下げられた干されたししゃも。
これで、じつはししゃもといっても、いくつか種類があることがわかります。

もちろんこれは商品。
購入品は持ち帰ることも全国何処へでも送ることもできますが、一番の特徴は、店の中で焼いて食べることができるのです。
しかし自分は、「ししゃも焼き」イコール居酒屋な男です。
そして、今回の目的はししゃもの寿司を食べること。
干してあるししゃもは目もくれず店内に急ぎます。

ししゃもづくし自動発券機

入り口には店内で食することができる商品の自動発券機が。
ししゃもづくしの自動発券機なんで、日本広しといえども多分ここだけ。

「ししゃもづくし」を選択します。
寿司だけなら他にもメニューはあるのですが、せっかくむかわ町にきたのですから、いろいろなししゃもを食べてみたほうがいいと思ったのです。

ししゃもづくし!

寿司、お吸い物、フライ、酢の物、昆布巻きの5点がセットになっています。
味は…食レポの才能は全くありませんので、味の詳細については差し控えたいかと思います。
脂が乗った寿司ネタが大好きな方には、ちょっと物足りないかと。
比較的あっさりとした味で、そのかわり嫌味がない、上品な味という感じです。
そのほかのフライとかお吸い物とかも、美味しかったです。

結論:自分の好みはししゃも焼きだった

でもでも、やっぱりししゃもは生より焼いてあるのがいちばんかなあ、というのが最終的な感想です。
どんだけ代用ししゃもの味に舌が慣らされているんだ!という気がしないでもないのですが、あの、子持ちししゃもをやいた時の卵のプチプチ感、そしてそれ以外の部位の意外としっかりとした歯ごたえは、やっぱり素晴らしいなと感じました。
ちょっと焦げた味がお酒によく合いますし。
生のししゃもは、歯ごたえという面ではちょっとものたりません。これは、たとえ本ししゃもも同じような感じです。
寿司とか刺身とかを食べ慣れている人だと、また違った感想になるのかもしれません。

旅に出よう!

日本の旅行は東武ツアーで!

JRやJAL、ANAはもちろんのこと、東武線を利用した旅のツアーの充実度は他の追随を許しません!
日光や会津への旅は東武ツアーで!

コメントを残す

関連記事

札幌「雪まつり」

福島県の会津田島駅周辺で宿泊:「グリーンホテルミナト」

千葉県佐原の秋の大祭

雪あかりの動物園

会津西街道鉄道旅その1(湯西川温泉〜会津田島)

ぎっくり腰から早期回復できたぞ!なレポート