青春18きっぷで小海線の旅 その3 いよいよHIGH RAIL1375星空に乗る

さてさて、いよいよ今回の日帰り旅行のメインイベント。
小海線の快速電車HIGH RAIL1375に乗車します。


この列車は、全席指定のいわゆる観光列車です。
列車名のうち1375とは、小海線にあるJRの最高標高地点の高さなのだとか。

小淵沢発18時20分

せっかく佐久付近で晴れているからと予約したHIGH RAIL1375でしたが、小淵沢を発射するときはどんよりとした曇り。

とっても残念な気分で、出発までまだ1時間以上時間があるからと、すでに車両は入線してたけどのんびりと小淵沢駅前を散策。
小淵沢駅は最近新しくなったようで、物珍しさも手伝い、結構な時間をかけて散策してしまいました。

しかしこれが失敗でした。

車内にいろいろな施設がある

HIGH RAIL1375は、単なる快速電車ではなく観光列車です。
全く新しく製作した車両ではなく、既存の車両を改造したようなのですが、車内はいくつかのお楽しみがあります。
例えば、バーカウンターのようなところで、簡単なお酒や記念グッズを買うことができます。

また、運転席の後ろはギャラリーのようになっていて、星空にまつわる本などが置いてあったり、天井には星空の絵が書いてあって綺麗です。
また、ここでは、ちょっとしたスライドショーを見ることができるようです。


「ようです」というのは、そのスライドショー、先着24名までということで、私たちはそんなことはつゆ知らず、まだ時間があるからとのんびりと小淵沢駅周辺を散策していたので、先着24名までに配布される整理券をもらえなかったのです。
限定人数ということは、何らかの形で知らせて欲しかったですけど、あんまりおおっぴらに周知すると、整理券争奪が激しくなるから、あくまでもこっそりということなんでしょうか。

野辺山駅で1時間の星空観望会


さて、HIGH RAIL1375星空の最大の特徴は、途中の野辺山駅で星空観望会です。
野辺山駅で星空観望会のために1時間の停車です。
そのため、快速列車だけど所要時間は各駅停車よりはるかに時間がかかります。
観望会では、小淵沢から乗車した専門家が星空の解説をしてくれます。

なんと観望会に合わせたように天候が回復

野辺山駅に着く頃には、天候は回復。晴れ間が見えてきました。
晴れ男の面目躍如です。
残念ながら当日は月が結構頑張っていて天の川が見ら得るようなコンディションではありませんでしたが、それでも夏の大三角形などを見ることができました。

駅前公園の街灯が消える

1時間の星空観望会といっても、バスとかを使って移動するわけではありません。
野辺山駅前の「銀河公園」というところに徒歩で移動しての観望会です。
駅前の公園ですから街灯が煌々と照っているのですが、星空観望会に合わせて街灯を消してくれるという粋なサービス。
それなりのコンディションで星空を楽しむことができるのは嬉しいです。

1時間はあっという間に経過

さて、野辺山駅での1時間はあっという間に経過してしまいました。
今回は、解説者の人曰く前日までは全く曇りだったとのことで天候には恵まれましたが、月が煌々と照っていたために、星空コンディションとしてはあまりよくありませんでした。
HIGH RAIL1375星空は、11月いっぱいの週末に運行されるようですから、今度は月の様子を事前に確認して乗って見たいと思ったのでした。
ちなみに、小淵沢から乗車した星空解説員の方とはここでお別れ、野辺山以降は、列車は単なる快速列車として、ひたすら小諸を目指します。
残念なのは、快速電車といっても、停車駅で上り電車とのすれ違い以外にも結構長い時間駅に停車していること。
そうでなければ、佐久平駅でもっと早い新幹線に乗り換えることができるのに、残念です。

車内Wi-Fiで夜でも色々と楽しめる

この列車は、車内でWi-Fiが使えます。
Wi-Fiといってもインターネットへの接続サービスではなく、独自コンテンツを楽しめるサービスです。
独自コンテンツの中で、なんといっても楽しいのは進行方向のビデオ映像。


HIGH RAIL1375星空は夜の運行ですから、列車内から周りの景色を楽しむことができません。
でも、進行方向の映像は感度のいいカメラを使用しているようで、結構景色を楽しむことができます。
遅延時間もほとんどなく、飽きることのない映像を楽しむことができます。

HIGH RAIL1375星空は結構おすすめ

星空観望が目的の列車ですから、どうしても天候に左右されてしまうのは残念ですが、HIGH RAIL1375星空は、なかなか面白い企画です。
ぜひ、乗車されることをお勧めします。
座席も普通のシート以外にも、二人がけの横向きシートとかボックスシートもあるので、同行者の人数に応じて楽しめること間違いなしです。


その際には、オプションでプラス3,000円で、特選グッズと弁当がもらえるようですので、検討するといいと思います。
3,000円はちょっと高いと感じるかもしれませんが、小淵沢駅で販売している駅弁はどれも1,000円以上もするものばかりなので、特製グッズと合わせるとリーズナブルかもしれません。
ええ、直前の予約なんで私たちはそんなもの買えませんでした(泣)。

もう1回だけ続きます

旅に出よう!

日本の旅行は東武ツアーで!

JRやJAL、ANAはもちろんのこと、東武線を利用した旅のツアーの充実度は他の追随を許しません!
日光や会津への旅は東武ツアーで!

コメントを残す

関連記事

世界的に有名な観光地に行くもう一つの鉄道路線:JR日光線

九州新幹線と東海道新幹線を乗り継ぐと明確にわかる座席の違い

春秋航空に乗ってみた

いよいよ運命のベガルタ仙台戦!

仙台から国道6号線を南に走ってみた

大宮アルディージャ、伊藤監督を解任