BCD436HPを自宅アンテナで使用中

わざわざアメリカのAmazonから購入したBHD436HP。
なかなか操作方法がわからなくってCloseCallという、近くにある電波をサーチする機能だけ使ってあとは放っぽり出していました。
でも、決して安価ではない価格を払っているのでもったいない。
ということで、気を取り直していろいろと触っています。
最近、やっとメモリースキャンとプログラムサーチがなんとかできるようになりました。
これを機会に、自宅のアンテナに接続して使用しています。

アンテナは地上高10mのディスコーンアンテナ

アンテナは自宅屋根の上にあげたダイヤモンドアンテナのディスコーンアンテナD-130。
これを分配器で4分配していますが、そのうちの一つにBHD436HPを接続してみました。

感度が悪いが混変調は気にならない

私の自宅は地方の住宅地なので、ノイズや目的以外の電波が入ってきてしまういわゆる「混変調」は、日常的には心配ないようです。
家のすぐ近くに工科大学があるので、アマチュア無線のコンテストの時はどこを聞いてもいろいろな電波が受信できてしまいます。
これは1Km以内に500Wも出す無線局がいるのだらかしょうがないと諦めるしかありません。
あと、他の受信機と比べるとやっぱり感度は良くないようです。
測定器を使って正確な受信感度を測ったわけではありませんけど、使った感じではそんな感じです。

受信性能を求めるなら高級デスクトップタイプの受信機が有利

この辺りはAR-5000などの高性能な受信性能を持った受信機が有利になります。
AR-5000を使用している限りでは、アマチュア無線のコンテストの時も特に気になったことはありません。
でも、コンテストは年に数回、しかも週末だけですから、そのために高額を払う必要はない気がします。
アマチュア無線のコンテストが行われている週末は、自宅での受信は諦め、せっかくのハンディ受信機ですから、外に出て受信しましょう。
民間機の航空無線やその他の業務無線は、土日はあまり通信が行われませんし。

電源に注意

電源はUSBコネクタからUSBタイプのACアダプタを使うことができます。
しかし通常のスマホ用のACアダプタは5Vですので、電圧はだいぶ低い状態です。
電圧が低いと録音機能が使えませんでした。
これは、ハンディタイプの場合、電圧が低いと録音ファイルにエラーが発生することになることを避けるための措置だと思います。
もう少し高い電圧を出すACアダプタを使用するか、充電池を使うしかありません。

アナログ無線の受信状況

アナログ簡易業務無線を受信

とりあえずアナログ簡易業務無線と航空無線を受信してみました。
BCD436HPは、トーンスケルチやDCSコードが瞬時に判明するので便利です。
ちょっと見晴らしのいいところで簡易業務無線を受信していると、未だ結構な数の局が受信できてしまって、目的を持って特定の局を受信んしていると結構うるさいんです。
だからトーンスケルチやDCSのコードがわかるととても便利なんです。
同様な理由でデジタル簡易無線もUCコードで受信できる局を選別できるとすごく嬉しいんですが、AORのAR-DV1にはその機能が無いのが残念です。
IC-R8600にはあるんですけどね。

航空無線受信時はAudioTypeをanalogにしよう

航空無線を受信してみましたところ、どうも頭切れを起こします。
最初の一言が聞こえてきません。
航空無線は交信のテンポがすごく早いので、飛行機のコールサインがわからないことが多くて困りました。
よく考えたところ、BHD436HPではAudioTypeという、デジタルかアナログにより音声を最適化するモードがあります。
このモードをanalogに設定したところ、頭切れは無くなりました。
アナログ無線のチャンネルでは音声検出モードはanalogにした方が良いようです。

次はデジタル無線にトライ

アナログ無線はなんとか受信できるようになりました。
でも、米軍のP25やDMRなど、デジタル無線に関してはまださっぱりわかりません。
せっかくわざわざ追加料金を出してDMRを受信できるようにバージョンアップしたので、なんとか受信してみたいです。
問題は、マニュアルが英語しかないんで、なんとなく機能がよくわからないことが多いです。
英語マニュアルを日本語に翻訳しようかと思い始めています。

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