チャーシューメンを食べて考えるお金の価値

喜多方でチャーシューメンを食べた

私、ものすごくケチな性格なんです。
例えば、年末に友人と一緒に福島県の喜多方市でラーメンを食べました。
私、ラーメンを食べるときは、いつもは一番安価なメニューを食べることにしています。
肉は大好きですが、チャーシューメンなんて、滅多なことじゃ食べません。

値段が高いものは嫌い!

まあ、誰でも値段が高いものは好きではないと思います。
本当は、その価格にはそれなりの理由がありますから、それを判断することが重要なんだと思うんですけど。
私のその価値判断、ちょっと基準がおかしかったんです。

チャーシューメンは値段が高いから食べない!

その理由は、肉のカロリーが高くて避けているということもありますが、ズバリ値段が高いから。
チャーシューメンは、普通のラーメンに比べてだいたい200円くらい高い。
それで、普通のラーメンに入っていない具材を食べられるかというかと、普通のラーメンにもチャーシューは入っていて、その量が違うだけのことがほとんどなんで、わざわざ高いお金を払ってチャーシューメンを食べるなんて、自分には耐えられなかったのです。

ネイチャーツアーも値段が高いから参加しない!

その他にも、例えば旅行に行っても、旅行先で行われている色々なツアーには決して参加しませんでした。
ネイチャーツアーとかなんか、一回1万円くらいするものもあるから、値段を見ただけで参加することなんて絶対に考えない、思考停止状態になっていました。

自己啓発研修も値段高いし効果がわからないしで参加しない!

自己開発研修なんかも、以前勤めていた会社では、研修を企画する立場だったこともあり、自分のお金で価値を判断するということを全くしていませんでした。
気づけば、サラリーマン時代に、自分のお金で自分で判断して自己開発の研修なんか全く受けたことがなく。
会社を辞めて、さて何を始めよう、といった時期に、何をしたらいいのかさっぱりわからなかったのでした。
自己開発セミナーって、結構値段がピンからキリまであるんですよね。
安いからと気軽に参加したら、単なる宣伝なセミナーで、その後に高額なセミナーに誘導される、なんてのも結構多くて。

サラリーマンを辞めて初めてお金の価値に気づき始めた

サラリーマンを辞めてみて、何をしたらいいのかわからない状態。
で、どうも、お金って、払ってみて、体験してみないと、何も始まらないということに気づき始めました。
なんでも会社のお金で会社にやってもらっていて、そのお金の価値がどれくらいなのかということを考えなくなってしまっていたんですね。

チャーシューは複数枚食べて得られる満足感がある

チャーシューだって、普通のラーメンに入っているのはせいぜい1枚。
チャーシューの味の満足感は、やっぱり数枚食べないとわからないじゃないですか。

ネイチャーツアーは参加した人だけが得られる満足感がある

ネイチャーツアーだってそう。多くのネイチャーツアーは、一般の観光客が入れないところまで連れて行ってくれます。
その値段的価値は、体験したものじゃないと判断できません。

自己啓発セミナーは受けないと新しいチャレンジができない

自己啓発のための研修なんか、その最たるものではないかと思います。
「自己啓発なんてバカみたい」なんて、自分でお金を払うことなんてサラリーマン時代にはありませんでしたが、会社を辞めて何かをしなきゃならなくなって、しょうがないから色々なセミナーを受けてみました。
セミナーによって、払ったお金通りの価値があるものと、参加する前から胡散臭いと思っていたものはやっぱり胡散臭かったりとか、経験してみないと費用対効果って絶対にわからないです。

道産子ネイチャーツアーに参加!

ということで、昨年北海道で、道産子乗馬体験というものに参加しました。
カミさんは、係員の人が馬の手綱を引いた乗馬は体験したことはあったのですが、私は馬に乗るのが生まれて初めて。
引き馬ではなく、自分が馬をコントロールしなければならないという体験は、すごく新鮮で刺激になりました。
お値段は一人2時間で一人7,000円と、ちょっと前の自分なら絶対に見向きもしなかった内容でした。
しかし参加してみると、値段の絶対値としてはおいそれと出せる金額ではありませんが、その値段の価値は十分にあると感じられたのでした。

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