仙台から国道6号線を南に走ってみた

仙台からの帰り、国道6号線をいわき市まで走ってみました。

未だ部外者が立ち入ることができない双葉郡

宮城県を超えてすぐに、国道6号線は、この先で二輪車や徒歩では通過できないとの怪しげな看板を目にすることになります。
浪江町に入ると、道路の路肩は柵で囲われていて、クルマであっても一時停車すらできなくなっています。

南相馬市にある放射線量計でコンマ以下のμSVだった線量も、原発に近づくと急に値が上がります。

この線量が人間にどういう影響を与えるのかはよくわかりませんが、急に上がった値に不気味さを感じてしまいます。
同然、どこにも立ち入ることは出来ず、商店や事業所の駐車場ですら、柵があって入ることはできません。

立ち入れないのは犯罪者対策という話も

帰宅困難地域に人が立ち入れないようになっているのは、線量が多いためではなく、もっぱら犯罪対策という話です。
未だ、誰もいない民家や商店、事業所に立ち入る窃盗が後を絶たないという話です。
特に二輪車が立ち入れないのは、クルマより小回りの効くために犯罪者の逃走を助けることから、防犯の意味があるのでしょう。

どんな理由であるにせよこの風景は異常

実際に人が住んでいれば、犯罪をこんな心配をする必要はないわけで、未だ原発事故がこの地域に大きな爪痕を残していることを物語っています。
埼玉県に住んでいると、帰宅困難地域がどんどん縮小されているような感じがしていましたが、未だ原発周辺では人が住んでいません。

富岡あたりまでくると人の気配がある

国道6号も双葉町、大熊町を抜けて富岡あたりまで南下すると、人の気配が感じられるようになります。
福島第一原発の作業員が宿泊している宿なども多くなります。
この作業員の宿、見るからに昔はラブホテルであろう建物が多くあるのが、ちょっと皮肉な感じです。

未だ通行禁止の国道、県道があるのが現状

国道6号は通行できますが、浪江町、双葉町、大熊町のその他の国道や県道は未だ通行禁止です。
これらは、福島県のホームページで確認することができます。
◎道路規制情報 地図(福島県道路総室)
これら3町は、未だ帰宅困難地域であり、人が全く住んでいないのです。

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